コスパ重視の家づくり/一建設で注文住宅

アパートでは手狭になって引っ越したい、でも建築費が高騰。コストを抑えるために、必要最低限の家づくりを試行錯誤しながら一建設で家を建てました。いろいろ勉強していっぱい悩んで考えたので、同じ思いの人の参考になれば幸いです。

屋根の仕様について

まず大事な屋根ですが一建設の標準はスレートです。

 

ケイミュー製でコロニアルクァッドと同等品と思われます。

 

ここはグレードを上げる、瓦、金属屋根に変更する選択肢があると思います。

標準のスレートは数年で色がくすんでキレイじゃない家を良く目にします。

キレイを保つのであれば10年くらいで塗装が必要になります。

後々のメンテナンス費用に効いてくるので少しはグレード上げたいですね。

 

 

 

屋根はお金を掛けて金属屋根にしました。

 

+35万円くらいでした。(屋根の大きさで変動するので参考値。あくまでコンパクトな家です)

ニチハ横暖ルーフαsです。(スーパーガルバリウム鋼板)

 

理由は太陽光パネルをキャッチ工法で設置したいのが一番で、軽くて、耐用年数も長いので選択。(穴あき保証25年)

(この時期はフッ素塗装のプレミアムは手に入らなかった、残念)

色は汚くなるとは思うので気になるなら15年くらいで塗装が必要かもしれません。

 

我が家は色はギングロです。

思ったよりも銀ではなく黒かったです。

15ミリの段差も遠くから見ると薄く感じます。

でも好みの横葺きにして満足してます。

金属屋根の専門の人が来て施工してくれてました。

 

 

 

見た目が好きで横葺きにしたけどコストを抑えたければ縦葺きのほうが良いと思います。

 

キャッチ工法も縦葺きのほうがしっかり掴めて施工性は良いはずです。

太陽光パネルは屋根に穴を開けないで設置する前提です。キャッチ工法は屋根にクランプしてパネルを設置する方法です。)

 

屋根材の内側にウレタンが貼ってあるのも横暖ルーフの特徴で、これで多少の断熱と雨音の軽減も期待しました。(本当は屋根断熱200ミリ欲しかったので少しプラスα)

 

とりあえず屋根には妥協せずに一番良さそうな材料選びをしています。

 

 

 

太陽光パネルを載せないのであれば、フッ素塗装のグラッサシリーズのスレートに変えるのはありだと思いました。

質感や見た目もいろいろな色があって良いです。

+10万円くらいで変更可能でした。

カタログの情報では30年色褪せないそうです。(標準10年→グラッサ30年)

塗装10年毎が30年後に延びれば効果はでかい。

遮熱仕様の遮熱グラッサも使ってみたかったです。

こちらは+13万円くらいでした。

 

 

 

屋根のグレードを上げるのに合わせてルーフィングも変えています。(+3万円くらい)

(ルーフィングは屋根の防水シートのことで実際はこれで雨漏りを防いでいます)

 

ローコスト住宅の標準はアスファルトルーフィング940が多いです。

数万円で改質アスファルトルーフィングに変更できます。

これで寿命が10~20年→20~30年に延びます。

最悪スレートは割れてもルーフィングが保護されていれば雨漏りしないので投資対効果は大きいと思います。

 

 

 

まとめると屋根はお金を掛けたほうがいいところです。

私なら太陽光パネル載せないのであればグラッサシリーズのスレートか金属屋根。

載せるなら金属屋根一択。

瓦は高いし、重いし、太陽光パネル載せるのに専用のプレートが必要でコスパ悪いので除外。(瓦が好みなら軽いルーガは良さそうでしたが太陽光パネルと相性悪いと思い除外)

 

あくまで50年住む家を安く建てるがコンセプトです。

改質アスファルトルーフィングには変えておきたいですね。

 

 

1年住んでみて雨音は気にならないし、屋根の輻射熱も抑えられてるのではないでしょうか。(23年11月に太陽光パネルを載せたので今年は更に輻射熱は抑えられるでしょう。)

 

ちなみに屋根形状は標準は寄棟で切妻に変更するのに+5万円オプション費用が必要でした。

写真のように谷間など無いシンプルな切妻にしています。

 

屋根編は以上、

次は壁や外壁の仕様について書きたいと思います。